無計画から始まる情報補完計画。

-何気ない発見が成長へ導く-

ゲームキューブの掃除とピックアップを調整してみた。

ドーモ。最近KURE5-56をPURO5-56とずっと勘違いして生きてきたDO-MOです。

今回はRTAをより効率よくプレイするために、11年間押し入れに眠っていたゲームキューブGC)のメンテナンスに挑戦しました。忘れやすい性格なので、メンテナンスのやり方を記事に記していこうと思います。

 

・用意したもの

ネジ入れる箱

マイナスドライバー

プラスドライバー(VESSEL220 P.1×75)

プラスドライバー(2×100)

デジタルテスター(オートレンジ)

精製水

レンズクリーニングティッシュ

綿棒

特殊ドライバー(DTC27)

滑り止め液

 

とりあえず使った道具はこんな所。抜けているところがあれば追加記載します。

 

・第一段階

まずはマイナスドライバーを使ってGC本体の底を見えるようにします。

私の場合ゲームボーイプレーヤーがあったので使いましたが、装着していなければマイナスドライバーは使いません。

続いて、赤丸部分をDTC27でネジを外していきます。ここで注意してほしいのがネジを外した後、上にカバーを持ち上げると外すことが出来ますが、逆さまでやると危ないので本体を上にしてからカバーを外します。

f:id:DO-MO:20210908005953j:plain

 

※この状態にしてからカバーを持ち上げる!※

f:id:DO-MO:20210908010627j:plain

 

無事持ち上げることに成功したら第一段階は終了です。

f:id:DO-MO:20210908004213j:plain

 

・第2段階

ここからはネジが多くなってくるのでネジ入れ箱を使うのを推奨します。

ドライブ部分が顕になったら丸で囲われた部分にネジがあるので外していきます

f:id:DO-MO:20210908011221j:plain

黄色=ファンのネジを解除しないとドライブネジを解除できない

赤色=そのままドライブネジを解除できる

青色=精密プラスネジ(P.1×75で解除可能)

青色部分が一番注意でFFCケーブルが直付け半田になっています。左右の取っ手をゆっくり引っ張って解除しましょう。そうすると精密プラスネジが見えてきます。

 

色分けした箇所をすべて解除できたらドライブ部分が外せるようになります。

注意してほしいのはドライブのすぐ下にメイン基板の金属板があるので、板を持ち上げるのではなくドライブ本体を持ち上げるのがコツです。

私は持ち上げる前に汚れがすごすぎたので、クリーンにしてから持ち上げました。

f:id:DO-MO:20210908012934j:plain

 

ドライブを持ち上げることに成功したらヒートシンクが出てきます。

f:id:DO-MO:20210908013017j:plain

 

ヒートシンクの上も汚れがすごすぎたので掃除しました。ここで精製水に浸した綿棒が10本ぐらい犠牲となりました。

f:id:DO-MO:20210908013031j:plain

 

・最終段階

いよいよ今回のラスボス。ピックアップレンズの調整に入る段階に来ます。

外したドライブの後ろを見るとプラスネジがあるので解除していきます。

f:id:DO-MO:20210908013046j:plain

 

すると基盤が浮き彫りになりなんだか唆る気持ちになりますが、今回は赤丸以外は情報をシャットダウンしましょう。

f:id:DO-MO:20210908014256j:plain

これがピックアップレンズの調整部分に当たります。ここで誰も言及していなかったので私が変わりにお伝えしますが、

 

調整ネジがかなり緩いです。

 

ここまで来るのにネジが固くて悪戦苦闘していたのですが、赤子の手を捻る程ネジが緩いです。

また、GC本体の初期型か後期型で調整ネジの強弱の方向性が逆になっている気がします。(先駆者は反時計回りで強くなると言っていましたが、私の場合時計回りでやったら抵抗が強くなりました。)

なので、テスターを使ってやった方がいいと私個人は思います。

 

抵抗値が190~200Ωにすることが出来たら逆の手順でGC本体を戻して行きましょう。

f:id:DO-MO:20210908013113j:plain

以上で掃除とピックアップが終了しました。

 

・感想

道具不足が結構な頻度で生じてまあまあ大変でした。ですがこれでメンテナンスがバッチシ行える環境が出来たので、もう何も怖くない!(フラグ)